ナッツ問題の大韓航空副社長、交通当局が告発

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大韓航空会長「教育間違えた」

香港(CNN) 大韓航空の趙顕娥(チョヒョナ)副社長が自社の客室乗務員のナッツの出し方に激怒して搭乗機を引き返させた問題で、韓国の国土交通省は16日、副社長を検察に告発したことを明らかにした。

国土交通省の声明によると、趙氏は激怒した際に大声で暴言を吐いたことが、乗務員や乗客の証言から確認された。この行為は、乗客の協力義務を定めた航空保安法に違反した疑いがあるという。同氏は17日、事情聴取のため検察に出頭する。

同省はまた、機長による乗務員への指示や監督が不十分で運航の安全が確保できなかった可能性があるとして、大韓航空への行政処分を検討する方針を示した。

趙氏は米ニューヨークの空港で韓国行きの便に乗客として搭乗した際、乗務員がナッツを皿に載せず袋に入れたまま出したことに腹を立て、同機を搭乗ゲートまで引き返させて乗務員を降ろすよう要求した。

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