ソニー、2300億円の赤字へ スマホ事業が不振

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ソニーが業績見通しを下方修正

ソニーが業績見通しを下方修正

香港(CNNMoney) ソニーは17日、2015年3月期の連結純損益を従来予想の500億円の赤字から2300億円の赤字に下方修正すると発表した。営業損益の見通しを1400億円の黒字から400億円の赤字に修正したのに伴い赤字幅が拡大した。

厳しい競争が続くスマートフォン事業の不振が業績に響いた。同社はこれまで同事業で売上拡大を目標に掲げてきたが、今後は事業リスクや収益のぶれを抑える戦略に変更すると表明。普及価格帯のモデル数を削減し、高級機種に注力するという。

同社は14年3月期にも1284億円の損失を出している。格付け会社のムーディーズは今年1月、ソニーの長期信用格付けを「投機的な水準」である「Ba1」に引き下げていた。

投資家からは抜本的改革を求める声も上がっている。米ヘッジファンド「サード・ポイント」のダニエル・ローブ氏が同社に映画部門や音楽部門の分社化などの経営改革を求め、ソニーの経営陣が提案を拒否する一幕もあった。

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