「レッドスキンズ」の商標取り消し、先住民の蔑称と判断

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レッドスキンズの商標取り消しの判断が下された

レッドスキンズの商標取り消しの判断が下された

ニューヨーク(CNNMoney) 米特許商標庁は18日、米プロフットボールリーグ(NFL)チーム「ワシントン・レッドスキンズ」の名称は米先住民の蔑称に当たるとして、同チームが登録している6件の商標を取り消す判断を下した。

レッドスキンズ側はこの判断に対して不服を申し立てる方針。決着が付くまでにはまだ何年もかかる見通しで、特許商標庁はその間、問題の商標を有効なものとして扱い、レッドスキンズもロゴの使用を継続できる。

レッドスキンズの名称を巡っては、先住民5人が同チームの商標取り消しを求める訴えを起こしていた。

5月には上院議員49人が連名でNFLコミッショナーに対し、レッドスキンズの名称変更を促すよう求める書簡を送付。続いて先住民団体や人権団体、宗教団体など77団体が選手宛ての書簡で、チームマスコットの変更運動を展開するよう訴えていた。

同チームがレッドスキンズのチーム名とロゴを採用したのは1933年。先住民だった当時のヘッドコーチ、ウィリアム・ディーツに敬意を表して名称を変更したと主張している。

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