心配性でも心配いらない、「ネガティブ思考」を成功の呼び水に

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(CNN) 心配性でネガティブ思考の同僚にチャンスを与えてみよう。そうすれば、予想以上の成果をもたらす可能性がある。

こうした気質をもった人々は心理学用語で「ニューロティック」と呼ばれることもあるが、先ごろ発表された2つの新しい研究では、こういった人たちは第一印象を裏切り、チームの中で望外の成果を上げることが多いことが分かった。

反対に、仲間からは優れたリーダーだと見られがちな外交的で陽気な人物は、期待を裏切ることのほうが多いという。

2つの研究を主導した米UCLAアンダーソン経営大学院のコリーン・ベンダースキー准教授は、「しばしば人柄に基づいて下される、誰が良きチームメートになりそうかという直感的判断は、実際には間違っている」と指摘する。

一方の研究では、経営大学院生が数週間の共同作業の前後に相互の評価を行った。もう1つの研究でも同様に相互の評価を行ったが、メンバーの性格に関する情報は事前に与えられていた。

共同作業の開始前には、ニューロティックなメンバーへの期待や評価は低かったという。

しかし、直感的にはチームの足手まといになりそうなニューロティックな人が、実際には、特に共同作業において、熱心に良く働くことが判明した。

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