日本の車メーカー4社、エアバッグ不具合でリコール

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香港(CNNMoney) トヨタ自動車など日本の自動車メーカー大手4社は11日、エアバッグ作動に不具合が見つかったとして約340万台のリコール(回収・無償修理)を発表した。

対象の車種は、トヨタが世界規模で販売する「カローラ」「マトリックス」「カムリ」の170万台、日産が約48万台、マツダが4万5000台。ホンダは110万台以上で、前部座席のエアバッグを膨脹させる作動装置を交換するとしている。

同社は声明で、エアバッグを修理しない場合、エアバッグが展開時に内圧が異常上昇して破裂し、乗客らの負傷につながる恐れがあるとしている。同社のリコール対象の車種は、2001~03年に製造されたモデルとみられる。

ホンダによると、前部座席のエアバッグの圧力上昇による破裂事故が1件発生したとの情報を得ている。この事故での死傷者の有無は不明としている。トヨタはエアバッグの不具合の事例5件の発生を認めたものの、負傷者はいなかったと報告した。

トヨタの広報担当者によると、問題が起きたエアバッグは日本企業「タカタ」の製造。このリコール問題を受けタカタの株価は一時15%以上下げた。

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