中国進出の米企業4社に1社で機密盗難などの被害、報告書

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香港(CNNMoney) 在中国の米国商工会議所は30日までに、中国に進出した米企業の4社に1社が所有するデータや商取引上の機密情報の漏えい、盗難の被害を受けているとの調査報告書を発表した。

米企業325社を対象に昨年11~12月に実施したアンケート調査の結果で、40%以上がデータ盗難などのリスクは強まっていると回答。53%はこのリスクは常に存在しており、リスクが減っているとしたのは5%のみだった。

報告書は、これらのリスクは知的財産の保護や技術移転の条件などへの懸念を考慮した場合、中国でのビジネス展開に大きな障害を及ぼしていると指摘した。

中国での今後2年間のビジネスの展望に関する質問では、78%が楽観視していると回答。しかし、投資環境の改善を指摘する比率は昨年調査の43%から今年は28%に低下した。

外国企業が中国で遭遇する最大のリスクはこれまで高騰する人件費と経済の低成長とされてきた。

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