韓国で日本製品のボイコット運動、領有権問題巡り

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不買運動を呼びかけるデモの様子

(CNN) 日本と韓国が領有権を主張する島(日本名・竹島、韓国名・独島)を巡り両国間の緊張が高まる中、韓国の商店主らでつくる団体が国内全土で日本製品のボイコット運動に乗り出した。

代表者によると、ボイコット運動には同団体に加盟する720万の会員の大半が参加する予定で、日本たばこ産業の「マイルドセブン」やアサヒビールの飲料、ソニーの電化製品などは販売しないと宣言。一部の自動車修理工場は、トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車などの日本車の修理を断ると表明した。

同団体の代表は、「日本政府が謝罪するまでボイコットを続ける」と話している。

日韓関係は領有権問題をめぐって緊張が高まっていたが、ボイコット運動にまで発展したのは今回が初めて。

警察によると、ソウルで1日に開かれた抗議デモには200人強が集まった。参加者は「独島は我が国の領土だ」「日本政府は謝罪しろ」という横断幕を掲げ、「日本製品は売らない、買わない」と叫びながら市内をデモ行進。日本の企業や製品名が入った看板に卵を投げつけるなどした。ボイコットを呼びかけるチラシ5万枚も配布したという。

韓国では1919年の日本からの独立運動を記念して、3月1日が祝日となっている。

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