行方不明のマカフィー氏「命の危険感じている」 元恋人が証言

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マカフィー氏所有の敷地

マカフィー氏所有の敷地

ベリーズ・サンペドロ(CNN) 隣人の死、毒殺された犬、行方不明の億万長者――南国の美しい海を背景に、不穏な事件が展開している。

中米ベリーズで、米インターネットセキュリティー大手マカフィーの創業者ジョン・マカフィー氏(67)の隣人のグレゴリー・フォール氏(52)が銃で撃たれて殺害された事件で、マカフィー氏の元恋人が19日までにCNNのインタビューに応じ、マカフィー氏が身を隠しているのは命の危険を感じているからだと語った。

女性は行方不明後もマカフィー氏と定期的に連絡を取っているという。CNNは女性の許可を得て、マカフィー氏所有の海岸沿いの敷地を訪問。匿名を条件に最近のマカフィー氏の様子について女性から話を聞いた。

女性によれば、マカフィー氏は「命の危険を感じている」という。「彼は恐れを抱き、被害妄想にとらわれている。常に誰かにつけられていると考えているようだ。今は実際にそうなったけれど」と語った。同氏の現在の居場所についてはわからないと答え、「1日に1回くらい」同氏と連絡を取っているという。

17日にはマカフィー氏とみられる人物がブログ上に、逃走やメディアによる自身の描かれ方、ベリーズ政府による「嫌がらせ」に関する記事を投稿。「良心ある全ての人々に読んでもらいたい」と語り、友人や家事手伝いのスタッフなど、当局に拘束されたとする6人の名前を列挙した。

CNNは、このブログがマカフィー氏自身によって書かれたものかどうか確認できていない。

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