「オフィス犬」で仕事のストレス軽減? 癒しの存在で士気向上

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ロンドンの建築事務所にいるジャック・ラッセル・テリアの「タイガー」

ロンドンの建築事務所にいるジャック・ラッセル・テリアの「タイガー」

ロンドン(CNN) 職場の士気を上げて協調を促し、ストレスを軽くする手軽な方法として、「オフィス犬」を検討してはどうだろう。犬の存在が職場の改善につながるという研究結果や、実践例がいくつもある。

ロンドンのある建築事務所には、ジャック・ラッセル・テリアの「タイガー」がいる。「ストレスの大きいこの仕事に、犬が癒やしをもたらしてくれる」と事務所長。気難しい業者との電話の後でタイガーに話し掛ければ、気持ちが和む。打ち合わせに訪れる顧客は話をしながらタイガーをなで、靴の上で眠るタイガーにほほ笑む。中にはえさを持参する顧客もいる。

隣のウェブ関連会社では、女性幹部が4歳のボーダー・コリー「ラボビ」を連れて出勤している。南アフリカ先住民の言葉で「スパイダーマン」を意味する名前だ。ラボビは喫煙所に行く従業員と一緒に外へ出て、近くの公園を気ままに散歩する。英語とドイツ語、さらにポーランド語の指示に従う。

犬嫌いだった従業員まで、いつしか仲良くなった。「ラボビがいれば職場の雰囲気が和やかになる。酒場へ行けばだれもがラボビを知っているし、みんなで外出するときははぐれるメンバーがいないよう周りを駆け回っている」と、飼い主の幹部は目を細める。

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