(CNN) 海外の有名ブランドが中国の春節(旧正月)商戦に合わせて、高級志向を強める同国の上中流層に狙いを定めた商品を投入している。今年は幸運と繁栄のシンボルとして干支の辰をデザインした宝飾品や車、コーヒーメーカーなどが売り出された。
高級車メーカーのロールスロイスをはじめ、時計メーカーのピアジェ、ファッションブランドのヴェルサーチやマイケル・コースなどは中国の中流層を取り込もうとしている。コンサルタント会社マッキンゼーの統計によると、中国では中産階級の消費が拡大し、同国高級品市場に占めるシェアは、2011年の約12%から15年には22%まで拡大する見通し。
こうした商機をにらみ、ピアジェはドラゴンとフェニックスをモチーフにした新年オリジナルのコレクションを打ち出した。値段は最低でも2万5000ドル(約190万円)、18カラットのホワイトゴールドと78個のダイヤモンドをあしらった腕時計は10万ドル(約770万円)。
ドラゴンコレクションのコーヒー用機器を売り出したのはインテリアブランドのシャンハイ・タン(上海灘)。赤いコーヒーメーカーとエスプレッソ専用カプセル、コーヒーカップと受け皿をセットにした。
ロールスロイスは高級車ファントムの車体や内装に金色の辰のエンブレムを施した「辰年モデル」を販売している。
こうした商品のほとんどはアジア限定販売だが、バーバリーの「ドラゴン・コレクション」やティファニーの十二支のお守りなどは米国でも購入できる。
もっと手頃なところでは、化粧品メーカー、セフォラの「ハローキティ・2012年辰年コンパクトミラー」(18ドル)、カルティエの辰をモチーフにした「ハッピーニューイヤー文具」(75ドル)などもある。